「ゴルフの飛距離、もっと伸ばしたい…!」そんな悩みを抱えてジムに通い始めた人や、筋トレがゴルフのスコアアップに本当に効果があるのか知りたいと感じていませんか?
最近はプロ選手もジムで本格トレーニングを取り入れています。
しかし、どんな筋トレメニューを選べば、効率よく飛距離を伸ばせるのか具体的な方法は意外と知られていません。
本記事では、専門トレーナー監修で、初心者でも無理なく実践できるコツや注意点を分かりやすく解説。
あなたも、この記事を読めば、ゴルフの飛距離アップを目指す最短ルートが分かります。

ゴルフ場勤務で月2~3回ラウンドしています。
日々の業務を通じてゴルフの魅力を広めることに情熱を注いでいます。
豊富な経験を活かし、初心者から上級者まで幅広いゴルファーに向けた情報を提供しています。
ゴルフに関する知識を深めるため、常に最新のトレンドや技術を学び続けています。
ジムでの筋トレはゴルフの飛距離アップに本当に効果がある?
ゴルフをプレーする中で「飛距離を伸ばしたい」と感じる人は多いものです。
その中でも、最近注目を集めているのがジムでの筋トレです。
果たして、筋トレはゴルフの飛距離アップにどれほど効果があるのでしょうか。
筋トレは、ゴルフの飛距離アップに確かな効果があります。
多くのプロ選手も筋力トレーニングを日々取り入れており、研究でもスイングスピードや安定性の向上が認められています。
とくに「体幹(コア)」や「下半身」はパワーを生み出す土台となるため、ここを強化することで飛距離が10〜20ヤード伸びるケースも現場で多く見られます。
筋トレがゴルフに与える主なメリットは以下の通りです。
- スイングスピードが上がる
- 体を支える安定感が増す
- インパクト時のパワー伝達が向上する
- ケガをしにくくなりトレーニング継続がしやすい
このように、正しい筋トレは見た目のパワーだけでなく効率的な動作”や“安定したフォームを生みます。
加えて、「無理な力み」が抜けやすくなり、自然なリズムのスイングも身につきやすくなります。
私自身、筋トレ歴5年・スコア90台から80台前半を目指す過程で、ジムでのトレーニング導入から半年でドライバー飛距離が約18ヤード伸びました。
また、複数のゴルフ専門トレーナーも現代ゴルフでは筋力トレーニングの有無がアマ・プロ問わず差を生むと語っています。
身体を鍛えることは言い換えれば最速で上達する近道ともいえるでしょう。
ゴルフに必要な筋肉とは?
筋トレを始めようと考えたとき、最も大切なのはどこを鍛えるかを明確にすることです。
ゴルフの飛距離アップやスコア安定のために、特に鍛えるべき主要な筋肉部位を整理します。
体幹(コア)すべての動きの中心
体幹は、文字通り体の「芯」となる部分です。
腹筋群(腹直筋、腹斜筋、腹横筋)、背筋群(多裂筋、脊柱起立筋など)がこれに当てはまります。
ゴルフスイングでは、体幹がしっかりしていることで、上半身と下半身を効率よく連動させスムーズにパワーを伝えられます。
プロ選手でも体幹トレーニングを欠かさないとよく語っている理由はここにあります。
下半身 地面反力と安定感の源
ゴルフスイングの土台は下半身にあります。
大腿四頭筋(太ももの前)、ハムストリングス(太ももの裏)、臀筋(おしりの筋肉)、ふくらはぎなどが重点ポイントです。
下半身が強くなることで、
- スイング時の踏ん張りが効く
- 遠心力や地面反力(地面を蹴る力)を最大限生かせる
- 長時間のラウンドでも疲れづらくなる
といった効果が期待できます。
肩まわり・腕 正確なクラブ操作のカギ
筋トレではつい大きな筋肉ばかり意識しがちですが、ゴルフにおいては肩や腕も重要です。
三角筋(肩)、上腕二頭筋・三頭筋、前腕の筋肉をバランスよく鍛えることで、クラブコントロール力やスイングの再現性(毎回同じ動きができる)が向上します。
特にドライバーやアイアンでボールを強く、遠くに飛ばしたい場合は腕のパワーも欠かせません。
ジムで飛距離アップを叶えるおすすめ筋トレメニュー
どのマシンを使えばいい?初心者でも安全?
ジム初心者でも続けやすく、ゴルフへの効果が高い筋トレメニューを厳選して紹介します。
レッグプレス(太もも・おしり・ふくらはぎ)
- 専用マシンに座り、足裏全体でプレートを押す
- 膝が伸びきる直前までゆっくりと動かす
- 10〜15回を目安に3セット
レッグプレスは、本来は下半身の総合トレーニングです。
無理なく重さを調整できるため、安全に下半身強化ができます。
「脚力アップ=飛距離アップ」に直結します。
デッドリフト(背中と下半身の総合トレ)
- バーベルを体の前に置く
- 背筋をまっすぐ伸ばした状態で膝と股関節を曲げて持ち上げる
- ゆっくりと元に戻す
デッドリフトでは、体幹・背中・脚・お尻と同時に多くの筋肉を使います。
正しいフォームを守れば「姿勢改善」や「腰痛予防」にも効果的です。
※初心者は最初、軽めの重量やトレーナー指導のもとで始めましょう
ケーブル・ウッドチョッパー(体幹の回旋)
- ケーブルマシンのグリップを両手で持つ
- 体を横方向にひねる動作でケーブルを引っ張る
- 左右それぞれ10回ずつ、3セット
スイング動作に近い「体幹の回転力」を養う種目です。
体幹を鍛えることで、切り返し動作やインパクト時のパワー伝達がスムーズになります。
トーソローテーションマシン(体幹のひねり)
- マシンに座り、胸と腰をしっかりと固定する
- ハンドルを握り、ウエイトを左右にひねる
- ゆっくりとコントロールを意識しながら繰り返す
この種目は、腰回り〜体幹全体に効かせられます。
「スムーズな回転が身につく」「ヘッドスピードUP」など、目に見える効果を実感しやすいトレーニングです。
ダンベルショルダープレス(肩・腕)
- ダンベルを両手で肩の高さまで持つ
- 頭上に真っすぐ持ち上げる
- ゆっくりと肩の位置まで下ろし、10〜15回×3セット
肩周りの僧帽筋・三角筋、腕の筋肉を鍛えることで、クラブの操作性向上とスイングの再現性UPが狙えます。
フォーム維持とケガ防止の観点から、筋トレ未経験者は軽い重量から始めましょう。
- 1種目:10〜15回×3セット
- 週2〜3回をベースに「安全第一」で続ける
- 疲労感が強い部位は2〜3日休ませる
筋トレとゴルフ練習をバランスよく織り交ぜることで、疲労の蓄積やオーバーワーク(やり過ぎ)のリスクも防げます。
ジム筋トレで効果を高めるコツと注意点
せっかくジムに通い始めても、やみくもにマシンを使ってしまうのはNGです。
「効率よく・安全に」成果を上げるために、知っておきたいポイントをまとめます。
筋トレは、間違ったフォームで行うとケガや筋肉痛の原因になります。
初回はトレーナーに指導を仰ぐか、鏡でフォームをチェックしましょう。
一度正しいやり方が身につけば、自主練習の効果も格段にアップします。
自分の筋力に見合わない重量を一気に上げたり、必要以上に短期間で回数を増やすのは逆効果です。
徐々に重さ・回数を増やす「漸進的オーバーロード」が基本。
自分の体に違和感があれば、無理せず休むことも大切です。
筋トレの前後は、ダイナミックストレッチ(動的ストレッチ)や静的ストレッチで筋肉を温め・ほぐしましょう。
柔軟性を保つことで、ゴルフスイングの可動域も広がります。
疲労回復やケガ予防にも最適です。
体を鍛えるには、栄養補給と十分な休息も欠かせません。
特にタンパク質(筋肉の材料)を意識して摂ること、6〜8時間の十分な睡眠を取ることで効果が高まります。
忙しい日は間食にプロテインバーやヨーグルトを活用するのもおすすめです。
よくある質問(FAQ)
【補足事項・免責】
本記事は医学的/専門家監修に基づき作成しておりますが、ご自身の健康状態や目的に合わせ、可能な範囲で無理なく進めてください。
ゴルフ人気商品









